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ストレスのメカニズム(2)

みなさんこんにちは。チアフリーに(快活に)すごされてますでしょうか。

前回のブログストレスのメカニズム(1)で、自律神経系、内分泌系、免疫系をご紹介いたしました。これらは、我々の健康にどのような影響を与えるのでしょうか。商工会議所のメンタルヘルス検定テキストを参考に皆さまに簡単にご紹介したいと思います。

自律神経系は、交感神経系と副交感神経系で成り立っています。緊張状態のときは、交感神経が優位に働き、リラックスした状態のときは、副交感神経系が優位に働くと言われています。

内分泌系は、ホルモンを調整しています。視床下部の神経細胞が活性化されると、脳下垂体、副腎皮質系を刺激するホルモン類が産生されると言われています。これらのホルモンのうち、アドレナリンは、強いストレス状態のときや不安を感じる状況で分泌され、血圧や心拍数の増加、中枢神経覚醒作用等があり、高血圧や狭心症、心筋梗塞、不整脈、脳卒中などの病気や不眠の原因ともなります。

免疫系は、ストレス反応時に分泌されたホルモンの一部が免疫反応を担うリンパ球やナチュラルキラー(NK)細胞の働きをおさえます。細菌やウィルスなどを排除する機能です。感染や癌の発生に関与していると言われています。ストレス状態が長く続いたときに、感冒にかかったり、帯状疱疹や慢性扁桃炎、虫歯にともなう歯周炎など、通常は免疫で抑えられている病気が増悪することがあります。

上記は互いに関連しており、協働して生命を守っています。急性のストレス、持続的な慢性ストレス状態では、内分泌系、自律神経系の機能が亢進した状態となり、免疫系が抑制され身体のバランスが取れなくなり、先ほどのような病気が発生します。これがいわゆるストレス病と呼ばれるものです。

帯状疱疹で胸に激痛が走る

私も以前仕事で激しくストレス状態が続いたことがあり、先ほどご紹介した帯状疱疹を経験しました。帯状疱疹の特徴として、初期症状は、身体に痛みが発生し、症状が進んでから身体に湿疹がでてきます。私の場合、初期症状では左胸が痛くなりました。肋骨にヒビでも入ったのかと思い、整形外科に行ったところ、肋間神経痛ではないかと言われ、湿布をいただきました。

ところが日に日に痛みが増してきました。小さな湿疹が出はじめたのもこのころです。今思えば、帯状疱疹なわけですから、湿布を張っても痛みがとれるわけがありません。さらにいえば過労による睡眠不足が根底の問題にもありました。ビジネスでは、「問題の真因に手を打て」と言われますが、問題発見・解決が日常で実践できていなかったわけです。問題の真因に対する適切な対処ができていないがゆえに、問題が拡大した例ですね。(笑)この話しは、今は問題発見・問題解決のコネタとして仕事でも使っています。

今回ご紹介した情報は、医学の領域ですが、「自分の身は自分で守る」という考えに基づくならば、一般の方もストレスの概要や対処の基本的な知識を知っておくことは決してムダになりません。商工会議所のメンタルヘルス検定テキストは一般の方にもわかりやすく記述されています。ご興味のある方は一度ご覧になってみてください。

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